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雑誌掲載文ヤビーの青についての過去ログ【実験の始まり】

ここに載せて続きをと前に書いていたその前回の続きの内容だが、原文が行方不明・・・
と言うよりは、別PCにあり、現在は取り出せない為に、掲載文と同じ内容になってしまった。
んじゃ、そういう事で以下の内容です。
参考にされる方はどうぞ!
コピー、転載、転記は、お断りです。(当ブログ内容すべて)
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【2005年6月掲載内容】
2回目:実験の始まり

 創刊号の続きとなります。オーストラリア帰国後に待ち受けていた思わぬ体色変化、特に青への変化について水質中心から考えを一転させた、予想もしていなかった驚愕の固体郡が現れたのは、広島の自宅へ帰り、部屋の明かりを灯したその瞬間でした!
 最初に目に飛び込んできたのは、オリジナル製作の稚ザリから幼体までを飼育する専用水槽のヤビー達の姿でした。全て青色であった中の数割の個体が、なんと茶色の体に変化していたのです。
 驚きと戸惑い、私の頭の中にオーストラリア(以下AUと記す)の思い出に浸る時間などなくなってしまた瞬間でもありました。
 しかし、戸惑っていても、驚いていても何も前には進みません。目の前の個体が全てを語っているのです。私の取り組みは、振り出しへと戻されたようにも感じられましたが、それは振り出しではなくAUの体験と過去の経験を目の前で語る個体の姿とで繋いでいく一歩でもあったのです。
 ひとつの事を見つけるにも、様々な努力や偶然の積み重ねがあるものです。今回の此処までの短い流れの中にも、ザリガニに興味を持つキッカケがあり、深い趣味とした経緯があります。それから販売を行う事となり、そしてAUへ行き何かを習得しようともしました。簡単に言えばそれだけのことです。
 しかし、偶然の積み重ねはそれだけではなかったのでした。そもそも夜行性型な私自身は、現在の住居のカーテンを全て遮光カーテンとして入居し、現在にいたっています。AUに発つ際には、そのカーテンを全閉にしていったのですから、当然日中も暗闇に近い状態でした。
 もうお気づきになられたかもしれませんが、日頃の生活環境からカーテンを全閉にして約10日間もの間、明かりを灯されることもなく過ごしてきたヤビー達は、その環境の差を体色に現したのです。
 ですが、私も過去ヤビーの体色は水質の影響が主に要因となると思っていた一人でもありますので、体色の変化についてその時点では「もしかしたら?」に留まる程度にしか思うことは出来ませんでした。
 しかし、程度は少なくても思った事から行う事は沢山あり、その理由は「かもしれない?」を「である!」にしていと言う思いに強く変わりました。その「である!」が、思い違いんるか思った通りになるかは、大げさかもしれませんが実験を行うまでは私自身にも分からない、公言も出来ない部分でした。
 まず、初めに行う実験は「その実験を行うな!」と命令をされても、無理な内容でした。何故かといいますと、AUに行く前と同じ普段の生活をしていくには、明かりを灯す事を行わなければならないので、帰宅と同時に明かりを灯す実験はすでに始まっていたのです。
 我が家のリビング空間の明かりである蛍光灯を灯し、AUでのデーターを纏めたり販売に関る作業を行いながら実験は一週間ほど進めていましたが「どうでしょう!」一週間という時間は、茶色くなった個体をほぼ元の状態に戻す時間となったのです(細やかな蛍光灯ワット数や距離、照射時間なども後に明記させて頂きます)。ヤビーの青には、明かりが影響するという確証に一歩近づいた気がしました。しかし、明かりが影響されない個体が数割含まれる事も分かりました。
 ここから、実験は第2段階へ入る事になります。その実験は、2通りの方法で行いました。

【実験1】10日間の遮光飼育にて青色が茶色になり、その後明かりを灯すことにより7日間で脱皮をせず青に戻った個体を、もう一度故意の元で遮光してみる。また茶に戻るのか?それ以外に、単なる茶色ではなくAUで見てきた乳白色の環境にしてみたら、AUで生息していた個体の茶を引き出すことが出来るのか?

【実験2】青だった個体が10日間の遮光飼育にて茶色になっていく中、変化をしないで青を保った個体は、故意の元で遮光飼育を行っても青を保持していられるのか?

 以上2点について、まず実験1の場合の人工環境の模索から始まりました。まず、乳白色の水を作るなんてヤビーに対してちょっと危険を伴いそうな気がしましたので、類似環境を考える事にしました。白い水の代わりに、光が多少は遮られるホームセンター等で見られるプラスティック製の衣装ケースを用いましたが、これは効果が現れませんでした。単に、白い壁の中にクリアな水があるだけのおうに個体は体感したのかもしれません。
 そこで、次なる模索を100円ショップへと移しました。そこで見かけた靴箱が、衣装ケースをそのままスモールバージョンにしたような物でした。これなら大丈夫かもしれないと思い、使用してみることにしました。
 その結果は大きく現れ、1ヶ月ほどで青い個体が見事に茶色になったのです。はさみの先端に水色を残しはしていたのですが、白い壁を通して届く光はAUの乳白色の環境に類似していたのだろうと思えました。
 次に実験2ですが、完全な暗闇までの環境は与えてはいなかったのですが、ある程度の暗闇にて数ヶ月行いました。自宅の一番光の入り込まないところですから、かなり薄暗く、中をのぞいても蛍光灯を点けなければ個体は見えにくい状態でした。
 その結果は、青がさらに濃くなったのです。ただ、この青は多少マット(つや消し)感のある濃い青であり、その環境で飼育する前のやや明るめの青を全く感じさせない状態でした。このことより、環境によってヤビーの色に変化が現れることがわかりました。
 私が実験を始めて結果が出た頃には、たくさんの方々からの飼育環境を知らせていただく事も出来て、その中には「いろいろ飼育しているのですが、悉く茶色になる。しかし、私の所の個体を里子に出すと青になるのですよ、何故でしょう?」と言われる方もいらっしゃいました。
 また、そういったパターンとは逆に「Cray Flashの青い個体は届いてから全て、グングン色が濃く揚がるのですけど、これって嬉しいですよ!」と全くの正反対のお話等もありました。

 私は、お話を伺った方々にどのような環境で育てたのかを聞き続けてきました。その数は、数十件には上がるかと思われます。聞いた内容は、主に以下のものでした。
 1.自宅を留守にする事は多いですか?
 2.水槽の中は専用照明などを灯さなくても見える状態ですか?
 3.水槽の位置は、ラックなどの上の方dすか下の方ですか?
 4.日光が部屋の明かりよりも強くあたるところですか?
 5.アナカリスを食べさせていますか?

 これらの質問は、回答により次の解釈が考えられます。
 1.留守の場合、暗い環境が増える。
 2.水槽内を見る際には、部屋の明かりがあるので、必ず専用照明を灯さなくとも見えない事はない。即ち適度な明かりがある環境とも受けられるが、5の場合とは異なってくるので複合して総合的に判断する。
 3.これも複合的ではあるが、明かりの灯された際に照射される光量は、下段の場合は一般的に少なくなる。
 4.蛍光灯の照射と、日光では体色の変化に違いが見られ、日光のみの場合は茶に近づく個体が多く見受けられる。
 5.専用飼育室は、鑑賞を行わない際には消灯され、専用照明と灯す、灯さないには関係なく暗闇に近い状態が多い。
 6.これは、青色から色を変化させる個体が食べると突然まっ茶になる事が多く、実験と調査によて明確にもなりました。植物性を食べると変化するということではなく、私の分かっている限りでは、アナカリスのみで色の変化がありました。

 私が飼育する中で、繁殖を頻繁に行うのですが、どうしても入手が出来ないとき以外は、ウイローモスを稚ザリの一人歩き前に投入しています。一人歩き後に、良い止まり木になり、また良い食料になるからです。ウイローモスは、一部濾過槽に流れ込む以外、全て稚ザリが食べ尽くしてしまう事になりますが、色に変化があったとの報告はありませんでした。また他のカボンバなどもアナカリスのように影響を受ける水草ではない事が確認出来ています。
 そして、アナカリスの中でも販売されている薄手のものより、自然界摂取のワイルド物とでも言いましょうか、その手の力強く成育したアナカリスを食べると、青には全く戻れなくなってしまう個体も発生しています。

 ここまで述べましても、色の変化は恐らく水質あの為だと思われる方も多いと思いますが、間違って欲しくない点が4点あります。
 1.水質だと思い込んでいますが、間接的に水質も影響しているだけであり、乳白色の水の実験でもわかるように、水質が遮光性を生んでいるということです。水質が、届く光を変化させている場合が多いということです。
 2.水質が全く影響しないとは言いません。ある方のところで、私のヤビーが届いた際に、脱皮に関係なく一旦はまっ茶色になり、その後の脱皮の時点で俗にいう青化け、急に青に変化したことも明確になっています。これは、水質によるものだと私は思っています。
 3.光による発見して公開を行うにあたり、私の販売するヤビーやCray Hlashの個体が、青い色をコントロールして茶色の個体を無理やり青にしていると思われた方もいらっしゃいました。公開する直前の過去の話ですが、そんな悲しい出来事もあったわけです。しかし、実験は生活する空間で行っていますから、物理的に実験用の数本を除く他の水槽までもコントロールする環境を維持することは不可能なのです。
 この場を借りた形になりましたが、考えて頂きたいのはみなさんのお手元の個体が、それぞれの飼育者の意図はなくれも飼育者のお宅の環境の違いで、知らない間に光量の当たり方によってコントロールされてしまい、青の濃淡や青が出にくいなどの個体が発生しているということです。
 4.どのように光量を調節しても、青の素質のない個体は私の自論の中では青を引き出す事は出来ません。

 すでに、このような事をWeb上の掲示板(BBS)にて公開していますが、この誌上では更に詳しく書きました。ある意味、私自身は販売を行う身なので己の首を絞めている事でもあります。
 しかし、販売者である前に飼育者であるという気持ちから、みなさんにも知って頂きたいと思い、公開をせずには居られなかった事もご理解頂けたら嬉しいです。
 次号では、自分なりの光で青がどの程度濃くなるのかを、再確認したあたりから始めていきたいと思います。その際の蛍光灯ワット数や、時間、蛍光灯からの距離も書き出して、今後飼育を行っていくうえでの参考にして頂けるようにと考えております。それでは・・・。
【BBS版の転記はこちらが始まり】

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